■作品紹介
居酒屋チェーン「和民」などを展開するワタミ代表取締役会長・渡邉美樹氏をモデルにした本格実名小説。自らの夢に日付を入れ続ける主人公が弱冠24歳にして外食ビジネスに乗り出し、ワタミフードサービス（現ワタミ株式会社）を上場させるまでの道のりを描いたサクセスストーリー。日本を代表するベンチャー起業家の生きざまを活写した作品として、多くの読者から圧倒的な支持を集めている。

■第四巻の紹介
ワタミフードサービスの店頭公開を視野に入れた渡邉美樹は、新ブランドの居食屋「和民」を次々にオープンさせ、低価格を武器に収益を伸ばしていく。組織改革と営業改革の断行。その時期に経営トップとして迫られた苦渋の決断は、これまで会社を成長させてきた事業からの撤退だった……。外食産業に賭けた若き起業家の夢がいよいよ結実する、全四巻の完結編！

■著者紹介
高杉 良（たかすぎ・りょう）
1939年東京生まれ。専門紙記者・編集長を経て、1975年『虚構の城』でデビュー。以後、企業小説・経済小説を次々に発表する。主な作品に『大逆転！』『小説日本興業銀行』『濁流』『金融腐蝕列島』『小説ザ・外資』『不撓不屈』『消失　金融腐蝕列島完結編』など多数。本作『青年社長』の続編『新・青年社長』（上下巻、角川書店）が2010年9月3日に発売される。

※本書は、ダイヤモンド社発行の『青年社長』（上下巻、1999年2月発行）を四分冊にした電子書籍版です。

※『青年社長』は、株式会社イワタの「イワタフォント」を使用しています。
イワタフォントの権利は、株式会社イワタが有します。